OSSハッカソン第2回 株式会社セプテーニ・オリジナル主催

リチャード 伊真岡 blog

OSSハッカソン第2回 株式会社セプテーニ・オリジナル主催

さて、先日OSSハッカソン第2回目が株式会社セプテーニ・オリジナルさんの主催で開催されました。

セプテーニ・オリジナルさんは技術コミュニティカツドウに積極的に貢献していて、

技術ブログでの発信やScalaMatsuriでの「読本」の配布なども行っています。

(リンク先は2017年版ですが、2018年版もScalaMatsuriで配布されました。)

先週のオプト・テクノロジーズさんもそうですが、こういった技術コミュニティやOSSカツドウを支援してくださる会社の存在はありがたいですね!

ハッカソンにて共有されたOSS貢献のコツ

第2回も第1回に引き続き、3人のOSSメンテナが参加してくださいました、ありがとうございました!

名前 備考 参加枠 担当プロジェクト
xuwei_k Scalazを始め多数のScala OSSのメンテナ OSSメンテナ Scalaz scalaprops msgpack4z argonaut-io scalapb-json 他
kounoike GitBucketメンテナ OSSメンテナ GitBucket
あおいの Monocleコミッタ OSSメンテナ Typelevel.scala 関連など

さて、ハッカソンの中でxuwei-kさんにOSSコントリビューションに関して有用な知見の共有をしていただきました。下のツイート自体は数ヶ月前のものですが、当日もxuwei-kさんは、この方法を使ってpull requestを上げていました。

当日あげていたPRがこちら。

https://github.com/gitbucket/gitbucket/pull/2086

こうやって効率的に自分の好きなOSSにコントリビュートできる方法があると、OSSにコントリビュートしてみたい人にとっては助かりますね!

基本的にはOSSメンテナは自分のOSSプロダクトに興味を持ってもらえること自体が嬉しいので、こういった形での貢献でも歓迎してくれることが多いと思います。(この手法を紹介してくれたxuwe-kさん自身がScala界では超有名なOSSメンテナです。)

ココからは私の意見ですが、自分ができることからOSSにコントリビュート始めて、慣れてきてから新機能の追加や手強いバグの修正など難易度の高いコントリビューションに挑戦するとよいのではないでしょうか。最初から「役に立つことをやらなきゃ!」と気負う必要はありません。

ハッカソンの様子

ハッカソン中はお菓子を食べながら、みんなもくもくと、ときに歓談(?)をはさみつつ作業を進めていました。今回はblac_k_eyさんもお菓子を持ってくてくれました。優しい!

実際には一番お菓子をたくさん食べていたのは私リチャードでした。圧倒的に一人だけモリモリ食べてましたね、他の参加者の皆さんごめんなさい笑

(会場の写真は撮り忘れたので以下はイメージです。そのままではないけどこんな感じのお菓子が提供されたっていうことで…)

当日の会話のようすは誰でもいつでも参加可能なOSSハッカソン用Slackワークスペースからも一部ご覧いただけます。OSSハッカソンの様子が気になったら、「YOU入っちゃいなよ」です。参加してください!

そして今回の成果の一部です。この他にも皆さん成果を上げていたようですが、全ては把握していません、ごめんなさい!

kounoikeさんは自身のプロジェクトに対するPull Request含めて4件と生産性がたかい!さすがOSSメンテナです。

blac_k_eyさんは前回から引き続きServerlessフレームワークに取り組んでいたようです。継続的に貢献する対象があるっていいですよね!私も継続して貢献するプロジェクトが見つかってからは楽しかったのでわかります。

https://github.com/serverless/serverless/pull/5086

私はPull Requestは上げあられませんでしたが、イシューを一つ報告しておきました。

https://github.com/lightbend/paradox/issues/221

ハッカソン中の写真は取り忘れてしまったので、代わりに懇親会で食べたおいしそうな鯛のカブトのようすをどうぞ。

次回予告

次回は7/28土曜日に行う予定です。オンライン懇親会という目玉企画(!?)を用意しています。オンライン懇親会の詳細については準備中ですので、しばしお待ちを!

https://osshackathon.connpass.com/event/94131