マーベリック株式会社に就職しました
2019年7月1日からマーベリック株式会社で技術広報として働いていますリチャード伊真岡です。
いわゆるツイッター転職での入社となりました。ツイートを拡散してくださったみなさま本当にありがとうございました。 声をかけて面接をしてくれた方々、面接してくれた会社の皆様とは今後も会社の壁を越えて交流していきたいと思いますし、その機会はたくさんあると期待しています。
ツイートを拡散してくださった皆さんには直接恩返しは難しいですが、もし界隈でツイッター転職する人がいたら私も拡散に協力しようと思います。
今の仕事は?
技術広報の仕事をしています。
会社外向けの活動として勉強会やカンファレンスでの登壇、技術ブログの公開などを通してScalaを中心とした技術コミュニティへの貢献をしていきます。
社内向けにはScalaに関する新技術の導入支援や開発環境整備などをやっていきます。例えば導入したい技術の事前調査や既存のシステムに対する影響調査、あるいは社内でのJDK更新やScala本体及びScalaライブラリのバージョン更新を支援していくことなどを予定しています。
何してた人?
転職前約2年間はScalaプログラマ、その前は9年間証券会社でプログラマ兼技術サポートをしていました。
なぜ前職をやめたの?
会社が清算されてなくなってしまったからです。前職でもScalaを使う仕事はとても楽しかったので、転職後もScalaには積極的に関わりたいと思って転職活動をしていました。
なぜマーベリックに入社したか
私が応募した中では技術広報というポジションの募集をしていたのはマーベリックだけであり、おもしろそうな仕事だったので入社することにしました。もともと登壇や発信の機会を増やそうと思っていたので仕事としてそういった活動ができる点に魅力を感じています。
ただ転職活動時に応募していた他社も非常に楽しそうなポジションばかりで最後まで迷いました。 応募した他社はほとんどが現場で手を動かす開発職、プログラマの仕事でした。各社それぞれに充実した開発体制や技術の運用があり、応募した中ではどこへいっても学ぶこともたくさんあっただろうと感じています。
登壇や発信についても、仕事で開発をしながら社外向けに積極的に発信することも不可能ではないでしょうし、実際私が尊敬するエンジニアの多くはそうしています。そして今回私は技術広報の仕事に就きましたが開発の現場から離れることで失ってしまう能力や感覚もあるでしょうし、そこは今でも大いに不安です。
ただ一方で同じ開発の現場であっても結局各社で学べることはちがい、どのポジションに就いたとしても得られるものと同時に得られなくなってしまうものもあるはずです。今回の転職では開発者でなくなることで失うことより、技術広報の仕事を通じて得られるものに挑戦してみようと思いました。仕事の一環として外部への発信を行うので、今まで開発業務をこなすだけで手一杯だった私でも外部発信を積極的に行っていけると思います。
またScalaのコアな部分、例えばScala本体であったり利用者の多いライブラリ、あるいは関数型プログラミングといった部分により多く自分の時間を使えることになります。 今まで私はScala歴が浅いこともあって、akkaというライブラリを中心に勉強して意図的に他の部分をあまり勉強していませんでした。 今後はこれまでの苦手分野についても積極的に勉強して発信していけると思うと楽しみです。
その一環としてまず、7月29日にFun Fun Functional、8月30日にbuildersconで登壇します。
https://opt.connpass.com/event/137164
buildersconは8月29日 ~ 8月31日の3日間のイベント。チケット発売中だよ。
https://builderscon.io/tokyo/2019
そしてマーベリックではエンジニアを募集しています。興味を持ってくださった方はどうぞこちらから!
https://www.mvrck.co.jp/recruit/index.html
今後について
Scala 3.0 がもうすぐリリースされますし良いタイミングでScalaにより深く関わる機会を得ることができたと思います。やってみたい企画や発信していきたい内容はいろいろあるので、これからも技術コミュニティに関わりつつより積極的に情報発信していきたいと思います。すでに知り合いの方は今後とも宜しく、まだ知り合いでない方はこれから仲良くしましょう!