外部エンジニアを社内勉強会に呼ぶためのサービス「pinvite」を作りました

リチャード 伊真岡 blog

外部エンジニアを社内勉強会に呼ぶためのサービス「pinvite」を作りました

twitter:RichardImaokaJP

エンジニアの皆様、こんにちは。

社内勉強会が活発な会社、うらやましいですよね。なかには大物エンジニアを社内に抱えていたり、外部から凄腕エンジニアを呼んで登壇してもらう勉強会もあるようです。実に羨ましい。

社内ですでに勉強会を行う制度と文化の整っている会社は、ぜひそのまま活発に勉強会を続けていただきたいです。

しかし、社内勉強会が定着していない会社は勉強会を始めようとしても定着しづらいと思います。わたしも過去3社ほどで社内勉強会があっという間に立ち消えになりました。そういった会社でも、「外部の凄腕エンジニアの話を聞きたい!」「今社内でこの技術にトライしようとしているので経験者に話を聞きたい!」という要望はあるのじゃないかと私は思っています。

そこでほんの少しだけ勉強会開催を楽にするWEBサービス作りました

使い方はこちらを見ていただきたいです。画像つきで外部の人を勉強会の講師として招待するための宣伝ツイートを投稿することができます。

今の所このサービス、この「画像つきツイートを行う機能だけ」です。それ以外なんの機能もありません。ツイートを投稿した後は、勉強会の主催者側と登壇者側とのやりとりは適宜TwitterのリプライなりDMで行ってくださいというスタンスです。機能が足りないのは私の力不足です、申し訳ないですが今後機能を追加していく予定です。

サービスの開発体制について

サービスの開発は私と共同開発者のAkira Yamamotoさんの2人で行いました。共同開発者のYamamotoさんには実装をやってもらうことはもちろん、スーパーバイザー的な役割で開発の土台を整えるパッケージ選定(React, gatsby, Material-UI, styled-components導入など)、また私では気づかなかった部分に関する技術的なアドバイスをしてもらいました。

特にYamamotoさんから「サーバーサイドレンダリングちゃんとやらないとTwitterカード表示できないよ?」っていう指摘を受けなければサービスの根幹が動かないという事態に陥いっていたところでしたし、それを開発終盤になるまで気づかないところでした。その他様々な部分でフロントエンド素人であった私の方向修正をしてくれた共同開発者には大いに感謝しています。

構想初期にはもっといろんな機能をつけるつもりだったんですが、個人開発でやっていたため機能をとことん削ぎ落とさないとリリースできるめどが立たず、それでも構想開始から6ヶ月、実装開始から3ヶ月かかってしまいました。ただし、今後はある程度機能を増やしていきたいとは考えています。

技術スタックについては別記事でまとめたいと思います。なかなか工夫したところもある面白い作りなのですよwそれにFirebase Functionsをつかったサーバーレスであったりと、モダンな部分もあるのです。

サービスの思想

このサービスのこだわりポイントとして「勉強会のギャラ」を入力するようになっています。今の所必須入力項目です。これは、私自身が勉強会などで登壇することもある立場なので、「人前で発表できるほどの経験が収入につながる世の中であってほしい」という個人的な願望を込めての設定です。

勉強会を主催・依頼する企業側には「これくらいなら払える」という金額を出してほしいのです。専業のコンサルに依頼するよりきっと遥かに安いですよw「感謝は金額で伝えましょう」というの私の個人思想です。

しかし、お金のやり取りが発生する以上、税金の処理についてはややめんどくさいのでこちらを参考に。雑収入年間20万を超えない限り、個人にとってはそこまでめんどくさい前金の処理は必要ないようです。勤務先の副業規定は確認してくださいね。依頼する側はおそらく企業である場合がほとんどだと思うので、源泉徴収税や消費税の処理が必要になってきます。

税理士事務所に行って「外部エンジニアを社内勉強会に呼ぶサービス」の税金の処理について聞いてきた

それでは!